入野賞

若い作曲家のための国際作曲コンクール

<第41回入野賞(室内オーケストラ作品)2020、選考結果>

Irino Prize Winners

作曲家 マルコ・ロンゴ
(Marco Longo, 1979年イタリア生)
受賞作品 「ライト-ラスプ II」
(for fl, ob, cl, basson, hr, tr, 2-vl, vla, vc, pf and perc.)
演奏時間 14分
 <プロフィール>
 マルコ・ロンゴはイタリアのピアニスト兼作曲家。トレント音楽院とサンタ・チェチーリア音楽院で作曲を学び、 シエナのAccademia Chigiana、ブレシアのFondazione Romanini、ボローニャのAccademia FilarmonicaでA.Solbiati, S.Gervasoniや N.Vassenaによる作曲セミナーに参加しました。シュトゥットガルトで開催されたシュロス・ソリテュード夏季講習会ではC.Czernowin、S.Takasugi、A.Wolmanに師事しました。彼の作品は、ISCM世界音楽の日々(北京)、Nuova Consonanza(ローマ)、Mise-en Festival(ニューヨーク)など、ヨーロッパ、アメリカ、中国での数多くのフェスティバルで演奏されています。また、イタリア芸術賞「プレミオ・ブッキ」(ローマ)、ジュネス音楽コンクール(ブカレスト)、サン・リバー賞(中国)、ルイジ・ノーノ賞(トリノ)等で数々の賞を受賞しています。彼の音楽はイタリア第3放送局やRadio Classicaで放送されており、トレントを拠点とする作曲家と演奏家の音楽アンサンブルである「Moto Contrario」の共同創設者であり、ピアニストも務めています。
-The result of the 41st IRINO PRIZE for Chamber Orchestral work, 2020-
第41回入野賞審査委員会は、2020年11月21日、JML音楽研究所にて開催されました。
第41回選考委員:田中聰(委員長)、莱孝之、たかの舞俐、三輪眞弘、鈴木治行、(成本理香欠席)
特別選考委員:板倉康明
応募作品:12作品(7カ国)
賞:30万円と賞状

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