入野賞

若い作曲家のための国際作曲コンクール

第47回入野賞(室内オーケストラ作品部門)2024、選考結果

Irino Prize Winner
Composer

 

Nuno Costa 👤

(1986 b. in Portugal)

Title of work

 

“Sequentia” 🎵

(for ob, cl(+bass), trp, vl, vla, vc, db, harp and perc.)

Duration 7’00”
   

ヌーノ・コスタは、アントワープ王立音楽院においてW・ヘンデリックスに作曲を学び、ポルトの高等音楽・舞台芸術学校でE・アモリム、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアでI・フェデレ、ジュネーヴ高等音楽院でL・ナオン、M・ジャレル、G・ヌーノ等にも師事しました。 また、アンドレ、サーリアホ、アペルギス等のマスタークラスにも参加し、ダルムシュタット音楽祭、「レイト・フォール・バンフ・ミュージシャンズ・イン・レジデンス」に参加し、さらにカマルゴ財団のレジデンスにも選ばれました(France, 2019)。コスタは、ニカティ・ド・リューゼ財団およびイタリア文化会館の奨学金、ISCM Young Composer Award、フランス・アカデミー芸術奨学金(Madrid、2016)、ロワモン財団(Voix Nouvelles、2018)の受賞者であり、impuls International Composition Competitionも受賞しています(Klangforum Wien 2019)。また、第63回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際現代音楽祭のために室内オペラの委嘱を受けました。

ヌーノは、必ずしもプロの音楽家ではない人々との即興演奏に特別な興味を持っており、夜空の観察がもたらす想像力に身を委ねることを楽しんでいます。宇宙の無限さ、星々の輝き、そして惑星の色彩に。

-The result of the 47th IRINO PRIZE for Chamber Orchestral work, 2024-

応募作品:22作品(11カ国)
賞金:30万円
第47回選考委員:たかの舞俐(委員長)、田中聰、莱孝之 、鈴木治行、成本理香、板倉康明(特別審査委員)


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